音読をすると集中できるし頭に残りやすいなぁ、読書捗るのはなぜだろう?
という疑問があったので調べてみました。
記憶が定着しやすい
音読と記憶に関してウォータールー大学が行った実験がありました。
95名の被験者を対象に単語を下記パターンで暗記してもらい、2週間後に単語テストを行うといった内容の実験です。
- 黙読する
- 音読する
- 他人の音読を録音した音源を聞く
- 自分の音読を録音した音源を聞く
結果は、もちろん「音読する」グループが一番成績が良かったという結果が出てます。
音読は、視覚で理解し発生する、発声した声を聴覚で聞くなど脳の機能を複数使います。
そのため、前頭前野を中心とした大脳の70%以上の神経細胞が働き活性化されるようです。
前頭前野は「考える/記憶する」「行動や感情のコントロール」「コミュニケーション」といった働きを担っているのでこの部分が活性化されることでスムーズに記憶に定着されると言うことですね。
読解力が鍛えられる
黙読は読書スピードが上がりますが、キーワードを拾って理解した気になってしまう「飛ばし読み」担ってしまうことがあります。
飛ばし読みは自分の先入観で先の内容を想像してしまい、文章を正しく理解できないそうです。
読んだつもりになってしまうということですね。。。。
音読は1語1句すべてを声に出して読む必要があるので精読になるため正しく文章を理解することができ、結果として読解力を鍛える助けになります。
また、ビジネス書などの文章構造がしっかりしたものを音読すると、わかりやすい文章構造を覚えることにもなるので自身の説明能力のアップにもなります。
ストレスの解消
リズミカルな発声運動はセロトニン分泌させます。
セトロニンはノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し自律神経のバランスを整えるため、ストレスレベルを下げる効果があります。
また、セロトニンが増えることにより気分が上昇したり、集中力が高くなるとも言われているので音読で集中できるのはセロトニンの効果かもしれないですね。
まとめ
調べてみると科学的に証明されている情報が出てきていい感じですね!
大人になっても学ぶことを沢山あるので、音読を取り入れてることで同僚にも差がつけられるかもしれないですね。
前頭前野の活性によって、記憶の定着だけでなく、コミュ力UPや感情のコントロール、ストレス解消など様々な効果があるのでやらない理由はないですね。
どんどん音読していきましょう!!